シークレットウェポン

【PXG Seacret Weapon】

PXGからシークレットウェポンという名の、いわゆるミニドライバーが発売されました。

ロフトは13度、長さは43.75インチ、ヘッド重量は約210gです。

ソールのウェイトは4個あり、トゥ・ヒールにそれぞれ15gが配置されています。残りの2個は2.5gです。

従いまして、打ってみて右に行く左に行くなど傾向がハッキリと出る場合はこのウェイトを調整する事でよりやさしくフェアウェイをキープする事が出来るでしょう。

しかし!そういった調整はほぼする必要が無いくらいやさしいのがミニドライバーです。

ミニドライバーのやさしさの要素

①ミート率

短いのでミート率が上がる。

44インチに300CCヘッドで3番ウッドよりも厚みのあるフェースなのでテンプラなどのミスが出にくい、かつ振り遅れなどのミスが起こりにくい。

②スピン量

13度なのでスピン量が適度に増える。スピン量が増える事はティーショットにおいて嫌われますが、悪いことばかりではありません。

なぜなら『バックスピンはボールの軸の傾き(これが曲がる要素です)を是正してくれるから』です。

SWで打ったボールが曲がらない、曲げにくいと言えばイメージしやすいでしょうか。

もちろんSWでプッシュアウトしたり引っかけたりして目標方向からズレて着弾する事はあると思いますが、右に打ち出して左に戻す、またはその逆というのはほぼ出来ません。

なぜならバックスピン量が多いからです。

こういった理由で安定感抜群のティーショットになる確率が上がる訳です。

実際にコースで打ってきましたが、右へのミスがほぼ出ません。また多少プッシュアウトしてもドライバーほど飛ばないですし、トラブルになりません。

人によってはつかまり過ぎてしまうというケースもあるでしょうが、それはシャフトの選択やソールウェイトの調整で何とでもなるでしょう。

実際の飛距離はどうなのか

ドライバーの最大飛距離と比較すると5~6%は落ちます。しかし平均飛距離となると多くの方は2~3%しかマイナスにならないのではないでしょうか。

むしろ平均飛距離がドライバーよりアップする方が出てきても不思議ではありません。

日本のコースの多くはハッキリ言って狭いです。人より少し飛ぶ、という方でもかなりプレッシャーを感じるホールが多いのではないでしょうか。

ティーショットをストレスなく打てると2打目以降に集中力を使う事が出来ます。

結果スコアもアップする可能性が上がります。

ミニドライバーのすすめ

ゴルフは上がってなんぼです。

試しにミニドライバーはいかがでしょうか。

スコアにおけるティーショットの貢献度って実はかなり高いんです。

試打クラブもありますので、実際に打ってみたい方はお気軽にお問い合わせください。