ミズノGolf Custom Fitting=カスタムフィッティングの流れ【アイアン編】
ミズノGolf Custom Fitting導入
代官山ゴルフ倶楽部では新たにミズノのシステムである、GCF=ゴルフ(G)カスタム(C)フィッティング(F)を取り入れる事になりました。
このシステムにより従来のフィッティングよりも大幅に短縮が可能なフィッティングを受ける事が出来ます。
しかもこのシステムはミズノのクラブを購入する時だけでなく、何かゴルフクラブを新しく購入したいと考えた時に活用できるシステムですので、お気軽にフィッティングを受けて頂きたく思います。
フィッティングの流れ
早速フィッティングの流れをご紹介して行きたいと思います。
まずはこのシャフトオプティマイザーの電源を入れます。
続いて事前にダウンロードしたミズノのフィッティング用アプリを開きます。両者がブルートゥースで接続・同期された事を確認し、、、
お客様情報を入力していきます。ただし平均スコアなど細かい情報は伏せたいという場合もあると思いますのでその辺は割愛する事も可能です。
ちなみにこのデータはプリントなどしてお渡しする事は出来ません。後で自分のデータを見たい、確認したいという時の為にお名前は登録させて頂きますのでお店にいらして頂きご確認頂く事は可能です。
ここまで来たら後は簡単。オプティマイザーの指示に従ってショットを打つだけです。
ショットすると、、、
この様にお客様がどの様にシャフトをしならせているのかを数値に換算しiPadの先ほどのアプリに飛ばしてくれる訳です。
ヘッドスピードやスイングテンポ、トゥダウンの度合い、ライ角の傾向などを教えてくれます。
この数値は良い悪いでは全くありません。あくまで1人1人がどの様にシャフトをしならせているのか、この様なしならせ方をしている人にはどのタイプのシャフトが合うのかを教えてくれるのです。
3発も打てばあなたのスイングの傾向=スイングDNAが見えてきます。
測定結果
ここで測定結果を見てみると、、、
数値を基に弾き出されたシャフト重量のおススメ、フレックス、そして具体的なシャフトをスチール・カーボンで教えてくれるのです。
本当に簡単ですね。
ここまで来たら後は候補に挙がったシャフトを打ち比べるだけです。最終的には個人の好みがありますのでアプリのおススメに必ずしも従う必要もありません。ただご自身に合う傾向のシャフトをチョイスした方がベターですので、ご自身のゴルフクラブ選びに自信が無い場合は最先端のフィッティングツールにお任せしてしまうのも一つの手段です。
ライ角診断
最後にライ角診断を念のため行います。
これは古典的な昔から行っている手法ですが視覚的にもお客様にイメージしやすいので確認を兼ねて行っております。
アプリの数値と開きがある場合は、この古典的な診断を優先しています。
例えばこの写真の様な方ですと打点がトゥ寄り、ソールもトゥ寄りでインパクトしていますのでライ角を少しアップライトにする必要がある訳です。
ヘッドの選択
シャフトが決まったら今度はヘッドを決めていきます。
ヘッドに関しては顔の好みやどのくらいの飛距離性能であって欲しいというのがあると思いますので先に決めてしまうのももちろんアリです。
しかしその方のスイング傾向・この場合で言うとシャフトリーン角やアタックアングルを数値化する事で、選ぶべきロフトの傾向や重心の傾向が見えてくる訳です。具体的にはハンドファーストが強い=シャフトリーン角マイナス10度~マイナウ18度の場合はロフトが寝ているアイアンの方がその方にとって相性が良いですし、ハンドレイト気味の方は(0度~マイナス6度)ストロングロフトが合います。
アタックアングルはダウンブロー傾向かレベルブローかです。ダウンブロー(マイナス10度~マイナス18度)であれば高重心を。レベルブロー(0度~マイナス8度)であれば低重心のアイアンを使うべき、という決定がなされます。
そうすると自分の好みのアイアンと実際に合うアイアンとが違うというケースも出て来る訳ですね。
でも使うのは血の通った人間です。(笑)
好みと合わないタイプを使っても面白くも気持ちよくもありません。
あくまで判断をするためのツールであり、絶対ではありませんのでご安心ください。
ヘッド・シャフトが決まったら最後にグリップを決めます。
注意しなければいけないのはシャフトに関してもそうですがメーカーによって採用している・していない、がある事です。これはあくまでミズノのツールですのでミズノが採用しているシャフトやグリップの一覧表は出てきますが他のメーカーの場合は都度ご相談頂く必要があります。
この様な流れでフィッティングが進みます。
簡単ですので是非ご自身に合うクラブを探しにいらしてください!!