PXGゼロトルクパター

~ゼロトルクパターが流行るまで~

メーカーさんからお借りした『トルクテスタ―』を使って今話題のゼロトルクパターの凄さを紹介させて頂きたいと思います。

ゼロトルクパターが日本で流行りだしたのは2024年。最初に発信し始めたのはLABGOLFというメーカーです。

当店では2019年からLABGOLF社の『DirectedForce2.1』というパターの取り扱いとともに、カスタムオーダーの受付を開始しておりました。

しかし奇抜なデザインという事もあり、5年間ほとんど売れない!(笑)

しかし23年に使用者であるルーカス・グローバー選手やカミロ・ビジェガス選手の活躍もあり一気にブレイクしました。

その後、フィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソン、リッキー・ファウラー選手も使うようになり今や当店ではパターメーカー人気ナンバー1になりました。

そこに挑戦状を叩きつけたのがオデッセイやPXGなのです。

実はオデッセイなどは『バックストライクシリーズ』や『トゥアップシリーズ』でゼロトルクパターの走りとも言えるパターを発売していました。

当時も一部の人には受け入れられ、それなりの人気もありましたが独特の形状という事もあり大ヒットというわけにいかなかったのが現実です。

~ゼロトルクパターの凄さを体感~

さてゼロトルクのパターはなぜ良いのでしょうか?それを最初にご案内したトルクテスターを使ってご説明したいと思います。

【トルクテスタ―】

この円筒形の中にグリップエンドの穴に差し込むネジみたいなモノがあります。そこにグイっと挿し込みます。

【アドレス→クラブを浮かせる】

アドレスして、クラブを浮かせても何も起こりません。クラブが微動だにしないのです。ゼロトルクパター以外で同じ事を行うとクラブはすぐに捩じれて(動いて)しまいます。

【パターをストロークしてみる】

写真ではわかりにくいかもしれませんが、ストロークしてもクラブヘッドは全く動きません。これはかなり衝撃です。ゴルフクラブはその全てが偏重心なのです。それを知っている人ほどこの驚きは大きくなるかもしれません。

またゴルフクラブにおいて、パター以外ではセンターシャフトが認められていません。つまりこのゼロトルクはパターでしか体感できないわけです。

~ゼロトルクパターのやさしさとは~

では偏重心でない、ゼロトルクパターはなぜやさしいのか?

皆さんはパッティング中にクラブヘッドの揺れを感じたことはないでしょうか。

テークバックした瞬間に起こる不快な揺れ。これが偏重心のクラブでのストロークを難しくしている要因です。

揺れが起こらないように、感じにくいように、パターの動きたい方向に動かすイメージでなんとか気持ちよく振ろうと試みている訳です。(それを自覚しているしていないはともかくとして。)

ゼロトルクのパターは店頭で振った瞬間にその振りやすさに驚く方が続出しています。

『手の中でパターが全く揺れない』からです。

そしてこの事がパターのフェース向きの管理を劇的にやさしくしてくれました。

パターをどうやってテイクバックしよう、、、という事を全く考えなくて良いからです。

パッティングストロークとはリズムよく、自分のテンポを速めることも緩める事もせずに打つことが非常に大事な動きです。

テークバックを気にしながら打っていたらテンポもそうですが強弱もラインのイメージも疎かになってしまいます。

ユーザーはただ構えてリズムよく1mを打つ、3mを打つ、それだけで良いのです。

店頭でその良さを確認してください。どうやら2025年はベティナルディからもゼロトルクパターが発売されるようです。

【オマケ機能】

PXGのゼロトルクパター『ALLAN』。なんとソールのポケット部分でボールが拾えてしまいます(笑)

プライベートラウンドでOKが出たらスッと拾ってみてください。間違いなく盛り上がる事でしょう。

ゼロトルクパターのお問合せは、電話又はメールにて承っております。

TEL:03-6455-0899

mail:info@daikanyamagolfclub.com

担当:上川