『Five Clubs Cup』～いろいろあるゴルフの楽しみ方～
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『Five Clubs Cup』～5本でゴルフ!?
ある時ゴルフ雑誌を眺めていると、こんな企画が目にとまりました。
『Five Clubs Cup』
詳細を確認すると、その名の通りクラブ5本による競技大会です。
“パターを含む5本のクラブで1ラウンドプレーする事で、自分の技量やコースマネジメント力を再確認しつつ、ゴルフをもっと楽しめないだろうか。”
という主旨で起ち上げられたようです。
なかなか面白そうです。
もちろん普段のゴルフでクラブを何本使うかは本人の自由ですから、
5本プレーはいつでもできる事ではあります。
しかし、毎週のようにゴルフが出来る環境ならともかく、
月1ゴルファーの私がプライベートでゴルフをする時に、
一人だけ5本でプレーするというのもなんとなく踏ん切りがつきません・・。
ですが、このコンペであれば参加者全員が5本プレーですし、
他のプレイヤーがどの様なクラブ選択をし、どんなマネジメントをするのかという事への興味も満たせます。
比較的日程も場所も苦にならなさそうな関東第一会場である森永高滝カントリー倶楽部へエントリーをする事にしました。
当日の天気と開催コース
当日5月13日の天気予報は、開催1週間前の時点で台風直撃による暴風雨(！！！)でした。
しかし幸いにも台風はあっという間に通り抜け、朝から雲一つない快晴となりました。
気温もグングンと上がりました。
台風の影響か強めの風が吹いていたので汗をかくほどでもありませんでした。
私の選んだ森永高滝カントリー倶楽部は、
昨年まで『樋口久子 森永レディース』を開催していたいわゆるトーナメントコースです。
※今年からは『樋口久子 PONTAレディース』として11月に武蔵丘で行われるようです。
クラブハウスも綺麗で、コースの方も気持ちよく挨拶をして下さいます。
初めて来場したので知らなかったのですが、
朝はレストランをラウンジモーニングとして解放し、パンやコーヒーなどを無料で楽しめるようです。
また中庭に森永の象徴ともいえるエンゼルの像があったのが印象的でした。
そして練習場も300ヤード級で素晴らしい上に、24球を無料で提供してくれます。
アプローチ練習も専用スペースがありますし、アウト・インそれぞれのスタートのそばに練習グリーンもありますので、プレー前にみっちり練習したい方にはうってつけのコースと言えます。
グリーンの転がりも良く、フェアな設定でした。
各々のクラブセッティング
初めてお会いする方々と1日ラウンドするという機会はそれほど多くありませんので、
少し緊張しつつも挨拶を済ませ、さりげなくメンバーのクラブセッティングをチェックしました。
- 3番ウッド、7・9番アイアン、SW、パター
- 5番ウッド、6・9番アイアン、SW、パター
- ユーティリティー、7番アイアン、PS、SW、パター
ざっとこんな感じです。
ちなみに私はドライバー・中空系4番アイアン・7番アイアン・PS・パターを選びました。
この大会開催の1週間前には各ホールのヤーデージが運営会社『晴れ倶楽部』より発表されていました。
そのヤーデージを基にクラブをセッティングしました。
それにしても比較的距離が短いとはいえ、ドライバーを入れているのが私だけなのには驚きました。
特に当日は結構な強風が吹いていました。
長いクラブの中ではドライバーが最も風の影響を受けないだろうという事と、
とにかく飛距離のアドバンテージは大事！という考えが私にはありましたが、
ドライバーは2打目以降で使う場面が少ないという考えなのだろうと思います。
技術力を痛感させられる5本プレー
やはりスタートしてすぐに痛感しましたが、
セカンド以降、アプローチも含め距離のコントロールをするのが非常に難しい！
グリーンを狙うショットは当然全てコントロール。
飛距離を落とすのも増やすのも難しいです。
もちろんうまい方ならティーショットから飛距離をコントロールするのでしょう。
またアプローチも普段SW(58°)を使う事が多いので、普段より弱めにコントロールしないといけない訳です。
(52°のウェッジしかないので・・・)
しかしどうしてもSWで打つイメージを消せなくて、全てがピンオーバーでした。
幸いパッティングのフィーリングが悪くなかったので、
比較的長い距離を2パットで収めなんとかボギーを拾うというパターンを続けることが出来ました。
ゴルフスイングの基本がしっかりしていないと、1本のクラブで距離を打ち分けるのは本当に難しいと思います。
ただでさえ距離を打ち分ける練習などしていないのに、手先だけで打ち分けようとしても上手くいく筈がありません。
自分の技術力がいかに足りていないかという事を痛感するとともに、
14本のクラブのありがたみも感じるゴルフとなりました。
楽しい！面白い！5本プレー！～結果と決勝大会～
それでも5本プレーは本当に楽しく面白かったです。
当日は風も強かったので、その風にぶつけたり乗せたり、と打つ前は手持ちのクラブの範囲で色々イメージする訳です。
大抵の場合失敗する訳ですが、何回かに1回成功しようものなら普段以上の嬉しさや達成感がありました。
今回の大会募集人数は40名。
最終的に参加した数は31名でした。
実はこの大会には決勝大会というものがあり、
今回の会場でもグロス上位12位タイまではその決勝大会に進めるというシステムでした。
※他に3会場で行われ、それぞれ予選が行われています
風も強い1日でしたので、90を切れば通過の可能性があるのかなと思っていましたが、
上がり2ホール、アプローチで行ったり来たり行かなかったり・・(笑)を繰り返し、5オーバーしてしまいました。
それで丁度90ストローク。
通過は諦めていました。
もちろん5本でゴルフをするのが第一目的でしたので、結果はあまり気にはしていませんでした。
しかしラッキーなことに、ギリギリ12位タイで通過する事が出来ました。
その決勝大会は静岡県の『ザ・フォレストカントリークラブ』での27ホールプレーです。
27ホールプレーはともかく、
往復で450㎞の日帰り強行軍が予想されるので参加するかどうかは現在検討中です。
当日のベスグロはなんと75！
70台の方はもう一人いらっしゃいました。
あの風の中、本当にスゴイの一言です。
また31名の参加者の内3分の2は100を切っていましたのでゴルフが好きで熱心な方が多いのだろうなと感じました。
さらにこの5CLUBS CUPではグロス予選会の他、ぺリアによるコンペも同時開催していました。
賞品にはホンマのドライバー・フェアウェイウッド・ウェッジなどがラインナップされておりました。
なかなかの豪華賞品です。
ちなみに私は21位でしたので手ぶら帰る事になりましたが。
みなさんのプレー経験を聞かせてください！
繰り返しになりますが、5本ゴルフはなかなかに楽しいです。
皆様にも是非体験して頂きたいと思います。
踏ん切りがつかないという方は、まずは10本くらいでプレーしてみてはいかがでしょうか。
1ラウンドプレーして振り返ってみたら、数本は使用していないなんてザラにあるのではないかと思いますので、チャレンジしやすいと思います。
慣れてきたら7～8本のいわゆるハーフセットでプレーすると良いのではないでしょうか。
場合によっては本数が少ない事で自分への期待度が下がりますから、
リラックスしてプレー出来ますし、また慎重にもなる事で14本の時より良いスコアが出るなんて事もあるかもしれませんよ。
更に同じクラブを何回も使用する事で、そのクラブが本当に得意になって行くように感じますし、実際上達するはずです。
少ないクラブでプレーをする事は、自分の技術の幅を広げるのに確実に役立ってくれるでしょう。
トラブルショットの時の選択肢も増えますし、練習する時の課題も見えてきます。
ちなみにババワトソンは、ユーティリティークラブ1本でバックティから81でまわったそうです。
5本ゴルフでどこまでスコアが出せるか挑戦するというのも新鮮だと思います。
チャレンジしたよ！
という方は出来ればぜひ、そのプレー経験をご報告下さい！
このブログにコメントする形でも結構ですし、店頭で話しかけて下さってもとても嬉しいです。
それではだいぶ長くなりましたので今日はこの辺で失礼いたします！