145th The Open Championship

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いよいよ開催!全英オープン!その名の由来とは?

いよいよ本日から第145回全英オープンがロイヤルトゥルーンゴルフコースにて開催されます。

全英オープンの正式名称は『THE OPEN CHAMPIONSHIP』

全てのゴルファーに対して開かれている、出場するチャンスがあるというのがその名の由来であり、
この大会以前に他のスポーツも含めてそういった大会がなかったからこそ、
この様な表現方法でも”ゴルフの””全英オープン”である、という事がわかるという歴史ある大会です。

2004年大会優勝者トッドハミルトン

開催コースのロイヤルトゥルーンで前回開催されたのは2004年。
その年の優勝者は日本ツアーで活躍した事でも有名なトッドハミルトンでした。
当時日本ツアー上がりのハミルトンがメジャーを制したことは非常に嬉しく、個人的にも印象に残っています。

2004年の彼の優勝でもう一つ印象に残っていることがあります。
それはアーニーエルスとのプレーオフ最終ホールで、ピンまで約30ヤードの状況で
ハミルトンはロイヤルコレクションのユーティリティーをバッグから抜き、転がし寄せて見事パーセーブ。
優勝の栄冠を勝ち取りました。

彼がユーティリティーを手にした時に非常に驚きました。
それは当時なかなか無い発想だったからです。
そして、彼が絶妙なタッチで寄せてパーセーブした時には本当に鳥肌が立ちました。

その後ロイコレのユーティリティーが日米で爆発的にヒットした事は言うまでもありません。

日本人の活躍に期待!今大会の注目選手は?

全英オープンと言えば日本人選手が勝てる可能性が最も高いといわれているメジャー大会としても有名です。
またスポンサーの関係で日本のツアーから出場権を獲得出来るチャンスがあるので、
毎年多くの日本人選手が参加し、ある程度の結果を出しています。

順位的な最高位は倉本プロの4位ですが、本当に惜しかったのは丸山茂樹プロです。

2002年大会の最終日フロントナイン終了時までは単独トップでしたが、
最終的には1打及ばずにプレーオフに進めず、5位という結果に終わりました。

ティーショットを待つ間、看板の陰に隠れて寒さに震えていた丸山茂樹プロ。
そんな状況下で最後まで堂々と闘い抜いた彼の姿には素直に感動した事を記憶しています。

そして今年は8名の日本人選手がロイヤルトゥルーンに挑みます。

松山英樹選手を筆頭に国内2試合連続優勝の谷原選手、
全米オープンで存在感を放った宮里勇作選手。

今平選手や小平選手といった若手も期待できますし、
飛ばし屋の塚田選手、テクニック抜群の池田選手に、
苦労を重ねながらレベルアップしてきた市原選手も目が離せません。

全員が予選を突破する力を持っていると思います。

日本時間本日14時半スタート!健闘を祈ります!

松山選手にはもちろん特に期待していますが、
個人的には全英オープンで過去5位に入ったこともある谷原秀人選手も優勝争いが出来るとにらんでいます。
前述の通り国内メジャーを含み2試合連続優勝を達成し、自信を深めている状態です。

また、どんな試合でも自分を見失うことなく、
“プレッシャーって何?”という雰囲気で自分のプレーに集中する事が出来ます。

今年はニュージーランドの試合で最終ホールに逆転負けを喫した事もありますが
海外でも大舞台でも普段通りのパフォーマンスを発揮出来る事は本当に彼の強みです。

その他にも全世界から強者達が集結するジ・オープン!見どころ満載で本当に楽しみです。

全英オープンは本日!日本時間の14時半ごろからトップの組がスタートします。
ゴルフネットワークではその時間から翌朝4時までぶっ通し放送します。

寝不足必至の4日間になると予想されますが見逃すことは出来ません!

いったい誰がクラレットジャグを手にいれられるのか!?

全ての選手の健闘を祈ります!

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