ロフトと球筋の関係~スコアアップに繋がるクラブの特性~

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お久しぶりのゴルフのノウハウ

久々のブログ投稿になってしまいました。
今回はロフトと球筋に関するお話をしていきたいと思います。

この基本的なクラブの特性を把握しておくとスコアアップにつながる可能性も
ありますし、クラブ選びにも活かせる筈なので参考にして頂ければと思います。

スコアアップに繋がる!?知っておきたいクラブの特性

まずドライバーですが、一般的なクラブですと8.5°・9.5°・10.5°から選択出来るものが多いかと思います。

これはあくまでセオリーで万人がこうなる訳ではありませんが・・・

ロフトが立っているものほど球が捕まりにくく(フェード系に)、寝ているものほど球が捕まりやすく(ドロー系に)なります。

そして、これはフェアウェイウッド・ユーティリティー・アイアンでも同じことが言えます。

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具体的に言いますと、3番ウッドは捕まりにくく、7番ウッド等はドロー系になりやすいです。

またUTの3番は捕まりにくく、UTの5番は捕まりやすくなります。
なので全ての番手で球筋を統一しようと練習しても、実際はなかなか難しかったりもします。

スコアをまとめるためにチョイスすべきクラブは?

話しが逸れますが2009年頃のヤマハのインプレスDフェアウェイシリーズは、3・4番ウッドを捕まりやすく、5番はニュートラル、7番・9番ウッドは捕まりにくい重心設計にしました。

しかも一番手ごとの長さの差も大きめにする事で、飛距離の差をはっきりと出せるようにもしていました。
これにより同じスイングが出来れば球筋が揃いやすくなるというクラブでした。

またこの中から3本、あるいは4本バッグに入れたとしても飛距離差が出しやすいので、それぞれのクラブが仕事を全うしてくれるのです。

最近は飛距離を謳う商品が多く、またそういった商品に注目も集まってしまいますが、本来スコアをまとめようと思ったらこういうコンセプトのクラブをチョイスするのもアリなのかもしれません。

覚えておくと役に立つ、クラブ事情

アイアンも同じです。

ロングアイアンは捕まりにくく、ショートアイアンは捕まりやすいです。
世界屈指の美しいスインガーとして名高い伊澤利光選手が、こんな事を言っていました。

『僕の場合、普通にスイングすると3~5番アイアンはフェード、6~8番はストレート、9番~ウェッジはドローになる。』と。

これは非常に美しく、かつマシーンなみに正確に同じスイングが出来る伊澤選手ならではのエピソードですね。

ちなみにロフトと球筋としてお話を進めて来ましたが、実際はクラブには長さの差もあります。

3番アイアンよりも9番アイアンの方が短いので、振り遅れる事も少なく球が捕まりやすいとも言えます。

いかがでしたでしょうか。

体験的に理解しておられる方も多かったと思いますが、ゴルフは『ターゲットに向かって打っていく。』というゲームですから、この事を頭の中に入れておくと、役立つ事もきっとあるでしょう。

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